2013-12-09

まんが王国

監察医の朝顔は、クラッシュシンドローム（挫滅症候群）で母親を亡くしている。
神戸の震災の時だ。

クラッシュシンドロームとは、手足などの筋肉が挫滅されたり長時間圧迫されると
その部位が死んでしまう。それだけなら命に別状はないが、血が通い出した途端

今度はその場所で生まれたミオグロビンやカリウム等のいわゆる毒素が体に回って
しまい体に悪影響を与えて、死に至ることも多々あるという恐ろしい症状だ。

交通事故などで手や足をどこかに挟まれて長時間圧迫されるような状態になった
場合は、血が急激に流れないような処置をしてから助け出さないといけないのだ。

クラッシュシンドロームは、阪神・淡路大震災で多くの犠牲者が出て知られる
ようになった。

【監察医　朝顔】では、刑事の父親と監察医　朝顔が同居していて、親子漫才を
やっているような会話をしている時に、事件の電話がかかってくるという設定で
ストーリーが始まる。

今回も、昨夜の残りのおでんを父親が朝盗み食いしているところを、朝顔に
見られて、「私のタマゴなくなってる」と朝顔、「私のって言ったって、
名前書いてなかったし」と父親

「返して下さい」　「返せねえよ」
「大丈夫です。父さんを解剖してタマゴを取り戻しますから！」
「え、か、解剖・・・！」と　タジタジの父親のところに電話がかかって
きて、事件が起きたことを伝えられる。

今回の事件は、クラッシュシンドローム　を利用した自殺だ。

どのような展開になることか・・・・

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